ホーム>>経済>>視点
中国初の高速鉄道北京ー天津高速鉄道が完成
発信時間: 2007-12-18 | チャイナネット

静かな鉄道

一般的に鉄道のレールは50メートルごとに継ぎ目があり、中間部分にも伸縮性の継ぎ目があるため、鉄道が運行すれば「ガタンゴトン」という音がつきものだ。しかし新鉄道はこの音が聞こえない「静かな鉄道」だ。

同鉄道のレールは1本当たり500メートルに達し、世界で初めて継ぎ目をなくしたレールの溶接技術が採用されている。レールの接合部分に触れても、つるつるとして継ぎ目がほとんど感じられない。このように精密に溶接されたレールと精密に設計されたレール板の傾斜は、列車の安定した快適な運行を保証し、同鉄道の利用客は、ハイグレードの道路を小型自動車で走っているような感覚を味わうものと予想される。同鉄道は真の意味での中国初の高速鉄道であり、北京市と上海市を結ぶ京滬高速鉄道の実験路線としての役目も担う。また中国が高速鉄道技術を確立し、充実させていることのシンボルでもある

「人民網日本語版」より2007年12月18日

     1   2  3  


  関連記事
  同コラムの最新記事

· 中国、「貿易黒字観」を転換(2)

· 中国、「貿易黒字観」を転換(1)

· インフレ抑制は可能か? 金融専門家取材  

· 速過ぎる人民元高は世界にプラスにならない

· 銀監会主席:銀行業全体の自己資本比率8%達成へ