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人民元高のプラス面とマイナス面 |
発信時間: 2007-12-18 | チャイナネット |
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プラス面その1
11月以来、人民元の値上がり加速の傾向が顕著だ。2005年7月の人民元為替制度改革以来、人民元の対米ドルレートの上昇率は10%に迫っており、今月13日にはレートが1ドル=7.36元の新記録を更新した。 人民元の上昇問題は複雑で現実的な問題であり、「両刃の剣」といえる。「中国青年報」はこのほど、人民元上昇の利害について全面的な分析を行った。以下にその要約を記す。 人民元の適度な上昇には次のようなプラス面がある。 (1)中国の外国為替相場制度や金融システムの改革の継続的推進にプラスになる。 05年7月21日、中国人民銀行(中央銀行)は、市場の需給をベースとし、通貨バスケットを参考にして調整を行う、管理された変動相場制度の実施を宣言した。これにより人民元相場はより柔軟性を備え、改革の方向性と一致するものとなった。 (2)対外貿易の不均衡問題の解決にプラスになる。ドルペッグ制度の実施により、中国製品はこれまで一貫して「低価格」という優位点を維持してきた。多数の国内企業が受け入れ可能な範囲での、人民元の適度かつ小幅な値上がりは、国際収支の不均衡の問題をある程度緩和することになる。 |
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