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| 銀行業全面開放の1年を振り返る |
| 発信時間: 2007-12-20 | チャイナネット |
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金融サービスの充実へ 中国銀行業監督管理委員会(銀監会)銀行監督管理三部の漆艱明・副主任によると、銀監会は今後、外資系銀行に対し、以下3分野での監督管理を強化する方針という。 (1)タイミングを見計らい、外資系投資による金融企業への資本参加制限を適宜調整し、地区金融の開放と協力を積極的に推進する。今後も外資系銀行営業ネットワークの合理的配置に関して指導を続け、中西部地区での支店設立申請の審査認可を優先的に実施する。 (2)外資系銀行に対するリスク監督管理の枠組みを全面的に推し進める。遠隔監督管理情報システムをベースに、外資系銀行の海外資金流動状況を監視測定・分析し、通常ではない大量資金の海外流動を監視・コントロールし、リスク予測警告・評価能力を高める。また、国際金融市場の発展動向を緊密に追跡し、外資系銀行の流動性の変化から目を離さない。 (3)ハイリスクに対する高度管理監督、ローリスクに対する低度管理監督の原則にのっとり、外資系銀行が中国市場の実情に応じてリスク管理と内部コントロールを絶えず改善するよう奨励し、管理能力と業務発展とのつりあいを確保する。 漆副主任は、「銀監会は今後も、外資系銀行が、中国の銀行業金融サービスがカバーしていない分野でより多くの金融サービスを提供できるよう支援していく。外資金融機関が各種方法で中国銀行業の改革と発展に参与するよう奨励し、国内銀行の綜合競争力の強化促進に努める方針だ」と述べた。 「人民網日本語版」2007年12月20日 |
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