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証券業外資参入基準が緩和 証監会関係者インタビュー
発信時間: 2008-01-08 | チャイナネット

中国証券監督管理委員会(証監会)がこのほど修正・公布した「外資系企業が株式参加する証券会社の設立規則」、および新たに制定した「証券会社の子会社設立に関する暫定規定」が1日から施行された。これを受けて証監会機構監管部の責任者はこのほど、新政策に関して取材に応えた。

市場の持続的発展のニーズに対応

――「外資系企業が株式参加する証券会社の設立規則」を修正した理由と「証券会社の子会社設立に関する暫定規定」を制定した背景はどのようなものか。

「設立規則」の修正と「暫定規定」の制定は、中国証券業界の対外開放と創造発展を促進するための重大措置の一つだ。

「設立規則」に修正を加えた直接的理由は主に2つある。第一に、海外の金融機関や投資家の中国証券企業への株式参入に対する意欲が高まるのに伴い、2002年6月に公布した旧「設立規則」では一部の規定が当今の証券業界の対外開放の実際的ニーズに対応できなくなった。このため適時修正作業を進め、補足や改善を加えることが必要になった。第二に、ここ2年ほどの間に「証券法」や「会社法」といった法律・法規が相次ぎ修正され、旧「設立規則」では一部条項が現行の法律・法規の規定に合致しなくなった。このため迅速に修正を加えて整合性を保つ必要があった。

「暫定規定」制定の背景として主に次の3点が挙げられる。第一に、証券会社の経営・管理のグループ化や専門化のニーズに対応する必要があった。実際に、証券会社が個別に持ち株子会社を通じてグループ化経営を行うというケースがみられる。第二に、現行の法規には証券会社の子会社設立という行為や、その子会社との関係に関する規定がなく、対応する監督管理ルールが必要だった。第三に、証券会社の総合的統治(ガバナンス)が終了したのに伴い、証監会は合弁証券会社の設立申請の受理を再開し、その業務範囲を段階的に拡大することになっていた。 

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