ホーム>>経済>>視点
互恵協力の5年間 中国対外開放の10の重要な出来事(3)
発信時間: 2008-02-20 | チャイナネット

銀行業、外資に全面開放

上海市陸家嘴金融街の一角

上海市陸家嘴金融街の一角

 

2006年12月11日、中国のWTO加盟後の移行期における暫定措置期間の終結に伴い、中国の銀行業はこの日から全面的に対外開放され、外資銀行への中国国内の人民元業務の地域や顧客関連の制限もすべて取り消された。

2007年、21の外国銀行の中国支店が制度改革を経て法人の銀行に改められた。全面的な対外開放が行われた1年後、より広い分野、より高い次元での発展を求めて、中国銀行業の海外進出も加速した。これと同時に交通運輸、電気通信、情報サービス、金融、文化、観光などのサービス分野の対外開放も速まった。

復旦大学金融研究院の陳学彬副院長は、国際競争を前にして、リスクの防止やコントロールの強化、本格的なコーポレートガバナンスの構築、ヒューマン・リソース・マネジメント改革を推進することは、中国の銀行業が将来、主動権を握るキーポイントであると指摘している。

「チャイナネット」2008年2月20日

     1   2  


  関連記事

· 互恵協力の5年間 対外開放の10の重要出来事(1)

· 互恵協力の5年間 中国対外開放の10の重要な出来事(2)

  同コラムの最新記事

· 互恵協力の5年間 中国対外開放の10の重要な出来事(2)

· EUの中国製品への反ダンピング調査に慎重を期する 商務部

· 観光業の転換・グレードアップ

· 通貨引き締め政策の影響は? 樊鋼氏

· 人民元上昇は加速するか? 樊鋼氏