自動車
問題の多い新車 メンテナンスに保証がない
自動車に関する苦情は1万1420件で前年比で24.87%増加している。一部の新車では品質上の問題が多く、車体の塗装の脱落や車内の異臭、ガソリンタンクやラジエータの水漏れ、走行中のエンストやハンドルの振動、方向転換時に制御がきかなくなる、緊急時にエアバックが膨らまない、広告の宣伝が実際と異なる、理論上の燃費と実際の差が大きい、販売代理店がサンプル車や中古車、ひいては事故車を新車と偽って消費者を騙す、自動車メンテナンスの品質が確かでなく、何度も同じ故障を修理しても直らない、メンテナンスで粗悪な部品を使うといった問題が中心になっている。
コンピュータと部品
故障率が高く、修理されない
コンピュータに関する苦情は1万1340件で苦情総数の1.49%を占めている。コンピュータおよび部品の品質が劣りばらばらで、故障率が高く、メンテナンス後に再度問題が生じるといった通報が最も多くなっている。起動できない、よくダウンする、ハードディスクからデータを読み取ることができない、ストレージ容量が説明と異なる、メインボードが偽造品、液晶ディスプレイが正常に表示されない、メーカーが保証期間内なのに修理せず、修理を遅らせたり修理の期間が長すぎる、アフターサービス費用を追加で求める、といった問題が中心だ。
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