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中国不動産市場が抱える4つの問題
発信時間: 2008-03-24 | チャイナネット

08年、市場は理性回復

加速する都市化、住民所得の持続的増加そして人民元の価値上昇などの影響を受け、2008年も引き続き、旺盛な需要が中国不動産市場における発展現状の基本的特徴となり、全体的な供給不足は依然、当面の不動産市場が頭を悩ませる主要問題となる見通し。

一方、2008年の不動産市場発展における不確定要素や米国のサブプライムローン問題および中国政府の講じている緊縮貨幣政策によって、不動産開発企業の資金切が誘発されることは必至と見られる。また、セカンドハウスローン頭金率の引上げ、繰り返される利上げ、個人有担保ローン貸付量の削減などが市場に及ぼす影響も少なくない。

2008年の不動産市場には多くの不確定要素が存在するが、「総量の基本的バランス・構造の基本的合理性」と「速すぎる住宅価格上昇の予防」という目標に対して実質的な第一歩が踏み出され、市場は理性をさらに回復すると専門家は予測している。

「人民網日本語版」より2008年3月24日

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