ホーム>>経済>>視点
「株式市場救済」を再考する
発信時間: 2008-06-26 | チャイナネット

カードはもうないのか?

▽切れるカードはもうないのか?

ある証券会社関係者は次のように話す。上海総合指数が3千ポイントを割り込んでから現在まで、監督管理部門が公開の発言の中で市場救済措置をにおわすようなことはなかった。このことは二つの点を側面から明らかにしているといえる。一つは、監督管理部門が政策の効果に懸念を抱いていることで、もう一つは一部の政策は執行する上で技術的な問題があり、短期的には解決が困難であることだ。

経済観察研究院の院長を務める著名な経済学者の清議氏は「現在、政策的な好材料を待ち望むのは一種の『幻想』だ。証監会だけに頼って市場を救えるはずがない」と話す。

天相投資顧問有限公司の林義相董事長(会長)によると、証監会であれ中央銀行であれ、いずれも策は尽きた。インフレは世界的な問題であり、中国が自分で引き受けるものではないし、中央銀行が通貨政策を通して調整するものでもない。また証監会はやるべきことはすべてやった。

「人民網日本語版」2008年6月26日

     1   2   3   4  


  関連記事
  同コラムの最新記事

· 株式公募価格の低下、悪いこと?よいこと?

· 「株式市場救済」を再考する

· 不動産業融資厳冬期に 海外ファンドにチャンス

· 「物価が高すぎる」は45% 中央銀行調査

· 中国投資家の株式市場投資意欲、3四半期連続低下