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調整期に入っている北京経済
発信時間: 2008-07-17 | チャイナネット

北京市統計局副局長、スポークスマンの于秀琴氏

 

今年の「両大会(全人代と全国政協会議)」で温家宝総理は、2008年は中国経済にとって最も困難な1年になる恐れがあると指摘したが、これは当面の国際、国内の経済情勢に基づいて出した総合的な判断だ。

国際的な視点から見ると、世界経済の成長は鈍化する傾向があり、全世界的にインフレ圧力が高まっている。国内的にも中国経済は度重なる試練に直面している。現在、経済発展とインフレ抑制の間でどのようにバランスをとるのかが、政策決定機関を悩ませる難題となっている。このような国内外の環境のもと、北京市の経済状況と発展の勢いはどうなるのだろうか?

6月29日午後、国家図書館の学術報告ホールで、北京市統計局の副局長・スポークスマンである于秀琴氏が北京市の経済情勢に関する分析を行った。その中で于秀琴氏は、北京市の経済発展は今後、高水準のなかで調整を続けることになるだろうとの認識を示した。

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