北京市労働・社会保障局と市財政局は16日、失業率の高い地域における失業者の就業政策を調整・促進する通知を発表した。この通知の内容は次の通り。
(1)職業訓練の補助について、区や県が10%、失業保険基金が90%負担していたところを、後者が全額負担するよう調整する。
(2)公益職業安定所への特別補助について、区や県が3分の1、失業保険基金が3分の2負担していたところを、前者が20%、後者が80%負担するよう調整する。
(3)失業率が高い地域の就職困難者を斡旋した別の地域にある公益職業安定所への特別補助は、採用した地域が3分の1、失業保険基金が3分の2負担していたところを、前者が20%、後者が80%負担するよう調整する。
これによると、北京市で失業率の高い門頭溝区・房山区・石景山区・密雲県・豊台区にある公益職業安定所への特別補助は平均で13%の上乗せとなる。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
「人民網日本語版」2008年7月18日