ホーム>>経済>>視点 |
中国と日本の東アジアにおける位置づけ |
発信時間: 2008-07-28 | チャイナネット |
|
洞爺湖サミットでスピーチする日本の福田首相
孔子が出現するほぼ二百年前の春秋時代、地方の実力者である諸侯は、「会盟」を招集しました。「会盟」とは諸侯間の利害を調整し、「盟約」するという意味で、今風いえば国際会議のことにほかなりません(日本貿易振興機構海外調査部主任調査研究員 江原規由)。 今日ほど、世界各地で大小さまざまな会議が招集され、いろいろな課題が議論されている時代はないでしょう。フォーラムであったりサミットであったり、二国間もあれば多国間もあり、政府主導であったり民間主導であったりと、「会盟」華やかな時代といってよいでしょう。それだけ世界は多くの課題を抱えているということでもあります。 七月には日本でG8(注1)による洞爺湖サミットが開催されます。主催国日本は主な議題として環境・気候変動、アフリカ開発、世界経済関連(世界経済の持続的成長、投資、貿易、知的財産権保護、新興国の台頭、資源問題など)などを考えており、議題のいずれもが経済の発展と関連するものといってよいでしょう。 |
|