ホーム>>経済>>視点 |
岐路に立つ中国の自動車市場 |
発信時間: 2008-09-12 | チャイナネット |
|
中国自動車市場には一貫して、二つの重要な推進力が欠けている。一つは中古車市場であり、もう一つは自動車ローンだ。饒秘書長によると、この二つの推進力に希望を託すタイミングを待つべきで、現在はまだ推進要因にはなっていないという。
同会がまとめたデータによると、中国の中古車市場の年間取引台数は新車販売台数の30%に満たないが、米国では200%を超えている。また今年の自動車ローン利用率は新車販売台数の8%以下で、世界平均の45%を大きく下回る。 現在、4S店(メーカー直営の販売店。販売・部品販売・アフターサービス・顧客データ調査を行う)での買い取り業務に人気が集まっているが、饒秘書長は「中古車業者の業務の一部を横取りしているだけだ。全体として市場発展に結びついていない」と話す。自動車ローンの状況をみると、今年は中国資本企業による自動車金融会社の設立があったが、饒秘書長はその主な目的はディーラーの資金調達をバックアップすることにあると分析しており、実際に今年の自動車ローン残高は増えていないという。 「人民網日本語版」2008年9月12日 |
|