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人民銀、貸付基準金利と預金準備金率の引き下げを発表
発信時間: 2008-09-16 | チャイナネット

中国人民銀行(中央銀行)は、2008年9月16日から1年満期の人民元貸付基準金利を0.27ポイントを引き下げると発表した。その他の期間や等級の貸付基準金利にも相応の調整が行われ、預金基準金利は据え置かれる。

2008年9月25日から、工商銀行、農業銀行、中国銀行、建設銀行、交通銀行、郵政貯蓄銀行を除き、その他の金融機関の人民元預金準備金率を1ポイント引き下げ、四川大地震で被害が深刻な地域の法人金融機関の預金準備金率は2ポイントを引き下げる。

中国人民銀行は、今回の貸付基準金利と中小金融機関の預金準備金率の引き下げは、当面の経済運営における際立った問題を解決し、国民経済の安定的な発展を維持するためだとしている。中国の貸付基準金利の引き下げは、2004年10月29日以来約4年ぶり。

 

金融機関人民元建て貸付基準金利調整表

             単位:%

 

調整前 

調整後

調整幅

    一、各種貸付

 

 

 

六个月

6.57

6.21

-0.36

一 年

7.47

7.20

-0.27

一~三年

7.56

7.29

-0.27

三~五年

7.74

7.56

-0.18

五年以上

7.83

7.74

-0.09

二、個人住宅積立金貸付

 

 

 

五年以下(含五年)

4.77

4.59

-0.18

五年以上

5.22

5.13

-0.09

 

「チャイナネット」2008年9月16日

 

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