中国で改革・開放政策が実施されたこの30年、中国の飲食業の売上高は200倍以上になり、飲食業は中国の消費を促進する重要な牽引役になっている。
飲食業への改革・開放への着手は早く、開拓や発展も速かった。そして効果も顕著で、市場化の程度が最も進んだ業種の一つだ。2007年の飲食業の売上高は、改革・開放当初の1978年に比べて225倍になり、年平均25.3%の伸び率になっている。
中国調理協会の蘇秋成会長は、「中国飲食業の発展は今、新しい挑戦とチャンスに面している。飲食業の持続可能な発展は、先進的な経営理念と経営システムの確立に大きく左右され、資源を積極に統合し、産業の集中度を高め、現代飲食業の規格化や産業化、国際化を推し進めて、他の地域でのチェーン店化や、大規模経営を実現し、高い効率の運営メカニズムや利益が上がるシステムを構築しなければならない」と話す。
中国飲食業は今後、技術革新をよりどころに、先進的な生産ラインを開発し、中華料理の加工食品や半製品の基準化、生産の工業化、衛生、安定した品質、鮮度の保持、特徴のある料理を生産して、中国の人だけでなく、世界の人たちに安全で栄養に富んだ、健康でおいしい飲食とサービスを提供することを目指している。
「チャイナネット」2008/09/19 |