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金融危機からの回復へ 中国発の「啓蟄」 
発信時間: 2009-05-31 | チャイナネット

虎穴に入らずんば虎子を得ず

同じ2月24日、米国へも「買い付けミッション」が出発しました。捜房網(住宅紹介ネット)が中国各地から応募した400名から厳選されたという21名から成る「中国第一回米国住宅・マンション購入ミッション」で、1000万元以上の財産をもつ富裕層(注5)を中心に構成されています。訪米期間は11日間で、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ラスベガス、ボストン、ニューヨークの五都市で物件を物色する予定となっています。

中国での関連報道を見ると、見出しに「忽悠(揺らめく)」とか「烫手山芋(熱いサツマイモ)」など、やや慎重で懐疑的な表現が目立ちます。前者には、「うまいことを言ってその気にさせられる」、後者には、「手を火傷する」ほどの意味が含まれています。

米国の不動産市場は、今回の金融危機の震源地です。賛否両論はあるものの、少なくとも、第一回の訪米住宅購入ミッションは「虎穴に入らずんば虎子を得ず」の役目はあるでしょう。

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