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データから見た新中国60年間の経済変化
発信時間: 2009-08-31 | チャイナネット

 

消費者物価指数(CPI)

(前年度=100)

 1978年以降、中国は4度の深刻なインフレを経験した。1980年、投資規模の激増、財政支出の増加により深刻な財政赤字となり、輸入の盲目的な拡大が貿易赤字を引き起こし、この年のCPIは107.5まで上昇した。1984年から1985年、固定資産投資総額の過剰な増加、給与収入の急速な増加によりコストプッシュ型インフレが起き、通貨貸付の急増に伴い1985年のインフレ水準は109.3に達した。1987年から1989年、中央が1984年から1985年に取った緊縮政策がまだ効果を現していない状況下で、1986年に政策を全面的に緩和し始めたため、インフレ水準は再度118.8まで上昇した。1993年から1995年、固定資産投資総額の過度な増加、金融秩序の混乱により、改革開放以来最も深刻なインフレとなり、1994年のCPIは124.1に達した。その後の十数年で、中央は調整政策を打ち出し、物価は比較的安定した。2007年から2008年、国際石油価格や穀物価格の高騰により、中国の物価も上昇し、このような「輸入型インフレ」が国民経済の発展を脅かしていることに注意すべきである。

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