中国人民銀行(中央銀行)が24日発表した「2009年第3四半期企業家アンケート調査総括」によると、同期(7ー9月)のマクロ経済の積極性をはかる指標のマクロ経済熱意指数は39.9%で、前期に比べ5.3ポイント上昇した。同指数は今年第1四半期(1ー3月)に底を打った後、2四半期連続での上昇となった。
調査結果によると、マクロ経済熱意予測指数は42.6%で、前期に7.8ポイント上昇したのに続き、ふたたび4.4ポイント上昇した。企業景気指数は58.1%で前期比2.1ポイント上昇し、設備利用指数は41.7%で同1ポイント上昇した。
市場ニーズと受注の状況をみると、製品市場需要指数は同2.5ポイント上昇の52.2%となり、好況を示すレベル(景気区間)に突入した。国内受注指数は49.2%(同1.1ポイント上昇)、輸出受注指数は47.2%(同2.1ポイント上昇)だった。
企業の売上や資金の情況をみると、第3四半期には売上情況が引き続き改善され、企業売上指数は同1.5ポイント上昇の53.2%に達した。企業資金回転指数は57.5%(同1.4ポイント上昇)、企業支払い能力指数は59.9%(同0.8ポイント上昇)、企業売上金回収指数は60.1%(同1.0ポイント上昇)で、いずれも好調ぶりを示した。
企業の利益や投資の情況をみると、企業利益指数は前期に5.2ポイント上昇したことを土台として、さらに3ポイント上昇して53.8%に達した。企業固定資産指数は50.4%(同2.1ポイント上昇)、企業設備指数は49.8%(同2ポイント上昇)、企業土木建築投資指数は47.7%(同1.4ポイント上昇)だった。
「人民網日本語版」2009年9月25日 |