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中国移動のM&A、ターゲットはアジア市場
発信時間: 2009-10-09 | チャイナネット

 中国移動(チャイナ・モバイル)の王建宙総裁はこのほど「テレコムワールド2009」(国際電気通信連合(ITU)主催)で、海外での合併・買収(M&A)を前向きに検討中で、ターゲットをアジア市場にしぼっていることを明らかにした。さらに今年末には「TD-SCDMA」(中国独自の第3世代携帯電話方式) の利用者が300万に拡大する見通しだという。

 8月末の時点で、TD用者は132万7000人。ライバル2社は3Gの利用者数を未発表だが、中国移動がトップを走っていることは間違いない。王総裁によると、現在TD端末のボトルネック克服を急ピッチで進めており、今月中にもOphone携帯を多機種発売する予定だという。

 海外市場への進出計画については、アジア市場が合併・買収の重点になると明らかにした。北京晨報が9日伝えた。

 「人民網日本語版」2009年10月9日

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