国民経済の持続的回復に伴い、今年10月の鉄道輸送は▽単日ベースの旅客輸送量▽一日あたり平均貨物コンテナ車取り扱い数▽貨物総輸送量▽貨物総中継量の4項目で、いずれも過去最高を更新した。
旅客輸送では、国慶節(建国記念日)の10月1日の旅客輸送量はのべ692万5千人に達し、単日の旅客輸送量の新記録となった。1-10月の鉄道旅客輸送量はのべ13億1200万人に達して、前年同期比6千万人(4.8%)増加した。
貨物輸送では、今年7月以来初めて貨物輸送量が増加に転じ、緩やかな回復傾向が引き続き持続した。10月には、一日あたり平均コンテナ車取り扱い数が15万1千車に上り、同4300車(2.9%)増加したほか、貨物総輸送量は2億9400万トンで同1100万トン(3.7%)増加し、貨物総中継量は2246億7200万トンキロで同99億8400万トンキロ(4.7%)増加して、いずれも記録を更新した。
インフラ建設では、1-10月の全国鉄道インフラ建設投資額は3906億600万元に達し、同87.5%増加した。
各種データをみると、国民経済のバロメータである鉄道旅客貨物輸送は引き続き好調で、各種指標も緩やかに上昇している。鉄道部門は旅客貨物輸送に力を入れつつ、大規模な鉄道建設も進め、内需を効果的に拡大しており、経済・社会の発展に輸送面での確かな保障を提供しているといえる。
「人民網日本語版」2009年11月2日 |