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大陸部富裕層の財産増加率はアジア太平洋地域1位 |
発信時間: 2009-12-08 | チャイナネット |
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銀行のHSBCは、アジア太平洋地域の富裕層に対する調査結果を発表した。それによると大陸部の調査対象者の7割は、過去6カ月に純資産が急速に増えており、この割合はアジア太平洋地域8カ国・地域の中では最高だった。 この調査はHSBCが市場調査のニールセン・カンパニーに依頼したもので、オーストラリア、インド、インドネシア、日本、中国大陸部、マレーシア、シンガポール、中国台湾の8カ国や地域で実施された。調査対象は月収が1万2000元以上、または50万元以上の流動資産を保つ人たちだ。 中国大陸部の調査対象者の3分の1は、過去6カ月に純資産が10%増加し、18%の人は11%から24%増、12%の人は25%から50%増、3%の人は50%増で、15%の人は変化がなかったと回答。また9割近くの人が財産は仕事によるものだと答えている。 資産は増え続けているが、調査では大陸部の調査対象者たちの貯蓄は他の8カ国や地域に比べて最多で、平均して月給の28%を貯蓄や保険、投資のために使っていた。 この調査は今後6カ月の投資計画にも及び、大陸部の半数の人が投資額を増やす考えで、そのほとんどが株式投資だった。また10%人は投資を減らすとしている。 また6割の人が今後6カ月に旅行を計画しており、61%の人は外食やレジャーなどの支出を増やすつもりだという。これについてHSBCは、大陸部富裕層の以前の消費習慣が回復し始めたと分析する。 「チャイナネット」 2009年12月8日 |
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