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合肥・福州鉄道旅客専用線が工事スタート 将来は台湾へ
発信時間: 2009-12-24 | チャイナネット

鉄道部の劉志軍部長は22日に行われた公開動員会議の席で、21日に基礎工事がスタートした安徽省合肥市と福建省福州市とを結ぶ鉄道旅客専用線は、将来的には北京・福州・台湾を結ぶ高速鉄道の一部分になることを明らかにした。「国際金融報」が伝えた。

劉部長によると、合肥から福州に至る鉄道旅客専用線は、福建省、台湾地域、内陸部の経済交流や協力を密接にサポートするものになるという。

合肥・福州鉄道旅客専用線は、華中地域と華南地域とを結ぶ大型の旅客輸送ルートだ。すでに公開されている資料によると、安徽省の鉄道網基幹ネットワークには京滬線(北京-上海)、京福線(北京-福州)、京九線(北京-香港・九竜)、滬漢蓉線(上海-武漢-成都)、寧西線(南京-西安)、隴海線(蘭州-連雲港)、沿江線、華東2路線などがあり、この中で最も注目されるのは京福線の一区間である合肥・福州線で、これは北京から台北に至る路線の一部分でもある。合肥・福州線は京滬線のボウ埠駅から枝分かれして、合肥、銅陵、黄山、上饒を経て福州に至るのが基本ルートだ。

政府系メディアがこのほど明らかにしたところによると、鉄道網計画ではこのほか、建設が計画されている台海線を適切な時期に台湾まで延伸して、京福台高速鉄道線を形成し、大陸部と台湾が高速鉄道によって結ばれ、両岸間の通行がスムーズになることを目指すという。

福建省の黄小晶省長によると、合肥・福州鉄道旅客専用線は中部地域の発展と海峡西岸の経済発展戦略との促進にとって重要な意義をもつ。あるアナリストの指摘によると、同線は最終的には京福高速鉄道路線の一部となり、北京を中心とした環渤海都市群と福州や廈門(アモイ)を中心とした海峡西岸都市群との迅速な結びつきを達成するものになるという。(編集KS)

*ボウ:「蜂」から「夂」を取った字

「人民網日本語版」2009年12月24日

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