中国自動車工業協会は9日、2月の自動車生産・販売データを発表した。データによると、2月の自動車販売台数は121万1500台で、前年同期比46%増となった。
1月と2月のデータを見ると、2010に入り、中国と米国の販売台数の差は拡大していることがわかる。2009年通年の中国の自動車販売台数は米国より340万台多く、1-2月では中国の販売台数は287万台で、米国の148万台のほぼ2倍となっている。
車種別で見ると、2月の乗車者の販売台数は91万9400台で前年同期比で55.46%増。うち、SUV車は引き続き好調となり、販売台数は7万300台で前年同期の比2.22倍となった。そのほか、セミトレーラ牽引車も好調で、生産台数と販売台数はそれぞれ11.6倍と6.82倍となっている。
排気量別では、1.6リットル以下が圧倒的な地位を占めている。今年1-2月の1.6リットル以下の車種が乗用車全体に占める割合は72%に達した。2010年に入り、購入税の減税幅が2.5ポイント圧縮されたが、1-2月の同車種の販売は依然として好調だった。