新疆ウイグル自治区・烏魯木斉(ウルムチ)市の鉄道局は16日、今年は同自治区の鉄道建設規模が記録を更新し、通年の投資額は193億4千万元に達する見込みであることを明らかにした。
2010年は新疆の鉄道建設が最も急速に進展する一年となる見込みだ。大規模な鉄道建設が行われ、新規着工プロジェクトが相次いでスタートし、進行中・新規プロジェクトが加速度的に増え、新路線の建設と既存路線の改修がともに急速に発展するものとみられる。
昨年の同自治区の鉄道建設投資(実行ベース)は138億元で、引き続き進行中のプロジェクトは13件を数える。また昨年は精河・伊寧・霍爾果斯(コルガス)を結ぶ精伊霍鉄道、烏魯木斉と精河を結ぶ烏精鉄道の第2線、ウルムチと准カツ爾(ジュンガル)地区を結ぶ烏准鉄道の烏北-准東北区間、奎屯地区と北屯地区を結ぶ奎北鉄道の4路線が予定通りに開通し、営業距離数は1千キロに達した。
新疆の鉄道建設はこれからの数年間も引き続き急速に発展するとみられる。15年には自治区内の営業距離数が1万2千キロに達して、全国鉄道路線網の10分の1を占める見込みだ。
*カツ:「口偏」に「葛」
「人民網日本語版」2010年3月17日