国家統計局が10日発表したデータによると、今年2月の全国大中都市70カ所の不動産販売価格は、前年同月比10.7%上昇し、上昇幅は前月を1.2ポイント上回った。前月比では0.9%の上昇で、上昇幅は前月を0.4ポイント下回った。
70都市の新築住宅販売価格は前年同月比13.0%上昇し、上昇幅は前月を1.7ポイント上回った。前月比では1.3%の上昇で、上昇幅は前月を0.4ポイント下回った。
住宅の種類別にみると、経済適用房(低所得者向け住宅)の販売価格は前年同月比1.1%上昇した。分譲住宅価格は同14.5%上昇し、うち一般住宅は同14.2%上昇し、高級住宅は同15.5%上昇した。前月比では、経済適用房はほぼ同水準の価格で、分譲住宅価格は1.4%上昇し、うち一般住宅は0.9%上昇し、高級住宅は3.4%上昇した。サイズ別にみると、90平方メートル以下の新築住宅の販売価格が前年同期比16.5%上昇した。
今年1-2月の不動産開発投資は3144億元で、同31.1%増加し、増加幅は前年同期を30.1ポイント上回った。うち分譲住宅への投資は2233億元で同32.8%増加した。増加幅は前年同期を32.0ポイント上回り、不動産開発投資全体の71.0%を占めた。
「人民網日本語版」2010年3月11日