フォーブス世界長者番付 中国が富豪数で2位

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発信時間: 2010-03-11 17:39:42 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米経済誌「フォーブス」が10日にニューヨークで発表した今年の世界の長者番付で、ビル・ゲイツ氏が2位に転落し、中国大陸部の富豪数が64人と初めて米国に次ぐ第2位となった。

フォーブスが世界の総資産額10億ドル以上の長者番付を発表するのは今回で24回目。今年はメキシコの通信業を手がけるカルロス・スリム氏が今年は産535億ドルで1位、米マイクロソフトのビル・ゲイツ氏は530億ドルで2位、米投資持株会社のウォーレン・バフェット氏が470億ドルで第3位だった。1994年以来初めて米国人以外がトップとなった。

総資産額10億ドルを最低ラインとする世界の長者番付には世界1011人の名が連ねた。昨年の金融危機時の793人に比べて人数は増えたものの、依然として08年の1125人には及ばなかった。米国の富豪は403人と大多数を占めた。

しかし、中国大陸部の富豪も09年の28人から今年は64人に一気に増え、その急増ぶりが注目を集めた。ロシアの富豪は62人で、うち27人が初めてランキング入りした。

中国大陸部でトップだったのは、総資産額70億ドルの飲料メーカー娃哈哈(ワハハ)集団の宗慶後董事長で世界ランキング103位、次に飼料メーカー希望集団の劉永行董事長が154位(50億ドル)につけ、4蘇寧電器の張近東董事長が176位(5億ドル )、比亜迪の王伝福董事長が44 億ドルでそれに続いた。

中国香港の富豪は25人がリスト入りし、香港最大の企業集団・長江実業グループ創設者の李嘉誠氏は210億ドルで世界ランキング14位、恒基不動産の李兆基氏は185億ドルで22位だった。

中国台湾の富豪は18人がリスト入りを果たした。中国大陸部、香港、台湾の富豪の数がランキングの10分の1以上を占めた。

「人民網日本語版」2010年3月11日

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