■中国は米国企業の対中投資を歓迎、さらに多くの米国製品を輸入
米中貿易全国委員会のリベリス会長:5月に開催される第2回中米戦略経済対話をどう受け止めているか。
温総理:中米関係は非常に重要だ。両国民の根本的利益に関わるのみならず、一定程度において、両国間の範疇を超えるものだ。経済貿易関係は両国関係の重要な構成部分だ。いくつかの矛盾や問題はあるが、対等な協議、相互利益と譲り合いに基づきさえすれば、必ず解決策は見いだせる。5月の中米戦略経済対話は非常に重要な対話だ。中米間の矛盾や問題を解決する重要な機会でもあり、非常に重視している。
中国には「山重なり水まじわり路無きを疑うに、柳暗く花明るきところにまた村ひとつ」という言葉がある。振り返ってみれば、中米間の矛盾や溝は、いずれも切り込めば見事に解決し、両国の政治・経済関係はより緊密になってきた。このことから両国民は両国関係への自信に満ちている。みなさんは中米友好の懸け橋だ。私はあなたを通じて米国企業に1つのメッセージを伝えたい。「私たちは米国企業の対中投資を歓迎する。中国はさらに多くの米国製品を輸入することができる」。