淘宝、都市別オンラインショッピング消費力発表

タグ: 淘宝 都市 消費

発信時間: 2010-05-10 17:07:18 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国のショッピングサイト最大手「淘宝網」は5月9日、2009-2010年度オンラインショッピング消費力の中国都市別調査に関する報告書を発表した。総合ランキングの上位10位は、いずれも東部の都市で、消費力が高く消費人口も多い大規模都市と、それに続く中規模都市が主だった。首位は上海。

特筆すべきは、消費力の成長率を見ると、上位10都市の多くが中西部の中都市と小都市だということだ。

▽上位10位は東部の都市が独占

消費力の総合ランキングでは、東部地域が上位10位を独占した。10都市は上海、北京、深セン、杭州、広州、南京、蘇州、天津、温州、寧波。

地域別に見ると、これらの都市は主に長江デルタ地域、珠江デルタ地域、北京・天津地域に集中している。うち、上海が首位で、2009-2010年のオンラインショッピングによる消費総額は全体の8.67%にあたる174億2千元(約2363億円)、消費者数はのべ5881万7千人に達した。

上海と隣接する江蘇省と浙江省も同じく大きな消費力を秘めており、上位10都市のうち、この2省が半分を占めた。

▽成長の著しい中西部

総合ランキングでは東部都市が上位10位を独占したが、その他の指標では中西部都市が躍進を見せている。オンラインショッピング市場の成長率に関するランキングで、上位10位に立ったのは、マカオと広東省・雲浮市を除けば、その他8都市は全て中西部地域の中・小都市。河南省ラク(さんずいに累)河市、湖北省鄂州市、雲南省思茅市、黒龍江省チチハル市、雲南省紅河市、海南省文昌市、河北省障泊芬s、広西チワン族自治区貴港市がランクインした。

「淘宝網」のオンラインショッピングの成長率に基づくと、オンラインショッピング市場の成長率は年間100%、つまり2倍を維持している。だが、成長率ランキング上位10都市の成長率はこれを遥かに上回っており、10位の貴港市でさえ、成長率は5.05倍。上位3都市ともなれば、10倍前後を維持している。

「人民網日本語版」2010年5月10日

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