第2回中米戦略・経済対話、多項目で合意

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発信時間: 2010-05-26 11:57:34 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

第2回中米戦略・経済対話が25日に閉幕した。今回の対話で、中米双方は多項目の合意に達した。

「経済対話」において、中米双方は次のことを承諾した。経済発展モデルの転換と経済構造の調整を加速する。より開放された世界貿易・投資システムを構築し、貿易と投資の保護主義に反対する。金融分野の交流と協力を強化し、金融機関の実体経済への役割を十分に発揮する。国際金融体制の改革における協力を強化し、両国の部門間の経済対話メカニズムを通じ二国間の経済協力と交流を強化する。

中国と米国は、第2回中米戦略・経済対話枠組みの中の「戦略対話」で26項目の合意に達した。双方は『中米エネルギー安全協力共同声明』を発表し、エネルギーや気候変動などに関する覚書に調印した。そのほか、平等で互いに尊重するという基礎のもとで人権問題について引き続き対話を行い、国連平和維持、反テロ、法執行などの面での対話と協力を強化することに同意した。

同日開かれた中米の共同記者会見で、胡錦涛国家主席の特別代表である王岐山副総理は挨拶し、「今回の対話は全面的、戦略的、長期的という位置づけを十分に反映した、誠意あり具体的かつ成功した対話である」と述べた。実際、双方は互いに共通する利益と存在する相違について深く率直な交流と論理的な討論を行った。これこそが対話のもっとも大きな成果である。

オバマ米大統領の特別代表であるヒラリー・クリントン国務長官は挨拶で、「中米両国の歴史文化と発展段階は異なるが、双方には現在の試練に立ち向かう共通する責任がある。今回の対話は、中米双方が世界的試練への対応における共通の指導力を発揮するのに有利となる」と述べた。

」と述べた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年5月26日

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