今回の中米戦略・経済対話について、ガイトナー財務長官は「私たちのやり方は『風雨同舟(力を合わせて困難に打ち勝つ)』という中国の成語を反映したもの。私たちが危険な目に遭ったときは助け合い、国民が利益を得れば全世界がよくなるというやり方だ」と述べている。
ヒラリー・クリントン国務長官は次のように話す。中国には「道は違っても着くところは同じ」ということわざがある。米国と中国の歴史は異なるが、共通した目標と責任を持っている。ここに今回の対話の意義がある。
戴秉国国務委員は第2回中米戦略・経済対話の開幕式で挨拶した際、「中米関係の発展に関心を持ち、力を入れる人が中米両国からこれほど多く集まり、両国関係の戦略的、長期的、全面的な重要問題について率直に対話を行う。これ自体も国と国の関係において初めての試みだ。新しい中米のパートナー関係を開拓することは国際関係史上の前例のないこと。前進する過程で順風満帆、困難がないことを想像してはいけない。しかし実践から、これは歩まなければならない道で、結果にたどり着くことのできる道でもあることが示されている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年5月26日