新疆で航空資源を調整 5年後には空港数21に

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発信時間: 2010-05-26 17:54:35 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国民用航空局は今後、航行権、定期便、離着陸時刻などの航空輸送資源を統一的に配置し、新疆ウイグル自治区に空の「両網両路」を建設する計画だ。両網とは、自治区の南部・北部にそれぞれ建設される支線航空輸送ネットワークを指し、両路とは、烏魯木斉(ウルムチ)空港をターミナルとし、国内東部地域と結ばれた国内路線と中央アジアの西部各都市と結ばれた国際路線とを指す。完成すれば、新疆の各民族の人々が一般的な航空輸送サービスを享受できるようになる。

同局は今後、同自治区の民用航空のインフラ建設に力を入れる予定。具体的には▽塔中、莎車、桜蘭の3空港の新設▽石河子、且末、富蘊の3空港の移転▽烏魯木斉、和田、庫爾勒の3空港の拡張▽空港の給油施設の充実▽烏魯木斉地域の管制センターの建設▽烏魯木斉の着陸誘導管制センターの建設計画▽自治区内の通信、誘導、監視、航空管制、気象といった航空管制のインフラ充実などを進めて、新疆の航空輸送の保障能力を全面的に高めることを目指すという。第12次五カ年計画(「十二」、2011-2015年)の終わり頃には、同自治区の空港数は現在の14カ所から21カ所に増える見込みだ。

「人民網日本語版」2010年5月26日

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