工業情報化部の婁勤倹副部長は3日、長年にわたる高度成長を経て、中国の電子情報製造業は戦略的で基礎的かつ先導性を備えた国民経済の基幹産業に成長し、収益規模は世界一になったことを明らかにした。「人民日報」海外版が伝えた。
2009年に一定規模以上の電子情報製造業の売上高は5兆1305億元に達して、全国の工業全体に占める割合は約10%に達した。電子情報製品の輸出額は4572億ドルで、輸出全体の38%を占めた。従業員数は755万人で、工業全体の約9%を占めた。テレビ、携帯電話、コンピューター、デジタル交換機、各種部品といった主要電子情報製品の生産量では世界一だ。
今年1-4月、一定規模以上の電子情報製造業の生産額は前年同期比21.7%増加し、売上高は1兆7903億元に達して同31.4%増加し、08年同期比では22.2%増加した。
「人民網日本語版」2010年6月4日