海外企業の買収で国際化を図る中国のオンラインゲーム会社 

タグ: 中国 オンラインゲーム 海外 買収 

発信時間: 2010-06-22 18:01:55 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国企業による海外買収の効果について、国際オブザーバーは、中国オンラインゲーム会社の潤沢な資本の優位性が効果的な買収戦略によって、海外での研究開発とルートの優位性に転換されつつある、と指摘する。

「完美時空」を例に取ると、同社はこの2年間、2300万ドルで台湾のゲーム開発会社「書ォ泉国際」を買収し、300万ドルで台湾に全額出資の子会社を設立、さらに北米と欧米にも子会社を設立した。独立運営による収益は大きい。これと呼応して、同社の海外輸出額は2007年から2009年の3年連続で首位に立っている。これは、現地での研究開発と海外ルートとの組み合わせが、先手を打って乗り出した国際化を成功に導いたことを示している。

一方、今回の「C&C Media」買収は、難易度の高い日本市場に踏み込んだというだけでなく、家庭用ゲーム機市場に参入するチャンスを手に入れたことも意味する。今回の買収について、米投資銀行、クレディ・スイス・ファーストボストン(CSFB)は「完美時空」に対して「Outperform(優秀)」の投資評価を維持しており、まとめ買いを勧めている。同銀行によると「C&C Media」の買収は「完美時空」のゲーム『誅仙』の業績を伸ばすだけでなく、日本市場からより多くの提携会社を見つけることにつながるという。

「人民網日本語版」2010年6月21日


     1   2   3  


コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。