人民元為替レート改革の日本経済への影響は?

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発信時間: 2010-06-22 18:07:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国人民銀行(中央銀行)はこのほど、人民元レート形成メカニズムの改革を一層推進し、人民元相場の柔軟性を高めるとの決定を下した。日本経済界の関係者はこの決定を歓迎している。

日本の野田佳彦財務大臣は21日、中国に対して「人民元相場の柔軟性を高めるとの決定を歓迎し、この措置が中国経済やアジア経済、ひいては世界経済の成長を促進することにつながるよう期待する」とのメッセージを発した。野田大臣が先に述べたところによると、人民元レートの問題は中国が100%独自に決定すべきものであり、日本が直接圧力を加えることはないという。

日本の直嶋正行経済産業大臣も同じような見方を示し、中国の今回の措置は世界経済全体の発展にプラスになると話す。

中国は現在、米国を抜いて日本の最大の貿易相手国となり、中日間貿易は基本的にバランスが取れている。財務省の官僚によると、人民元相場の弾力性が高まることが、日中間貿易に目立った影響を及ぼすことはないという。

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