北京市の最低賃金は7月1日から毎月960元に値上がりし、非全日制従業者の最低時給基準が11元/時間に上方調整された。北京市人力資源社会保障局によると、今回の見直しにより、北京市では低所得層の勤労者10万人の賃金が値上がりされるという。
北京市人力資源社会保障局が発表した2010年の最低賃金調整案によると、北京市の最低賃金の上昇幅は20%。今月から、北京市の勤労者が保険、積立金及び残業代を差し引いた手取りはこれまでの月間800元から960元に値上がりするとしている。なお、賃金が基準に達していない雇用先がある場合、労働保障政府当局に関連証拠を提示し、摘発することができるとしている。
「中国国際放送局 日本語部」 2010年7月1日