中国とEU・欧州連合の経済担当責任者と企業家らが3日、上海万博パークのベルギー・EU館でシンポジウムを開き、世界経済の復旧のため、双方は一層協力を強化すべきだと強調した。
その中で、欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのトゥンペル・グゲレル氏は、長い目で見れば、財政調整はプラス効果が大きいと述べ、経済のグローバル化を背景に、中国とEUが手を合わせて金融危機に立ち向かうことを呼びかけた。
また、中国人民銀行の胡暁煉副総裁は、「多くの人は金融危機の一番厳しい時期はすでに過ぎたと思っているが、最近起きた国家の債務危機が依然として人々の注目を集めているのも事実だ」と述べた。
「中国国際放送局 日本語部」より 2010年7月4日