商務部がこのほど発表した最新のデータによると、今年に入ってから国内の投資家の「海外進出」の歩みが加速しており、上半期の非金融分野での対外直接投資額は178億4千万ドルに達して、前年同期比43.9%増加した。新華社が伝えた。
ある統計によると、今年1-6月、国内の投資家の対外直接投資先は111カ国・地域の1841社に上った。産業別にみると、採鉱業、商業サービス業、製造業、卸売・小売業が主な投資先だった。うち買収方式での投資額は40億ドルに上り、同期の投資額全体の22.4%を占めた。
主要経済体に対する投資が急速に発展したことが、上半期の対外直接投資の発展にみられた新しい特徴だ。
1-6月の対米国直接投資は同3.6倍増加して6億500万ドルに達した。対東南アジア諸国連合(ASEAN)直接投資は12億2100万ドル(同125.7%増)、対欧州連合(EU)直接投資は4億600万ドル(同107.2%増)、対ロシア直接投資は2億6400万ドル(同58.5%増)だった。
英国貿易投資総省(UKTI)がこのほど発表した年報によると、中国の対英国直接投資は2009-2010財政年度に力強い伸びを維持し、投資件数は前年度の59件から25%増加して74件に達した。投資に関連した雇用が76%増加して、中国は世界6位の対英投資由来国となった。
「人民網日本語版」2010年7月23日