福建省第11期人民代表大会常務委員会第16回会議では「海峡西岸都市群の発展計画(2008ー2020)」が通過した。同計画によると、西岸の都市群の空間的配置を「両点ー線四軸」とし、福建省内の福州を中心とする都市エリアとアモイ、諸ヘ州、泉州から形成される都市エリアと、台湾西海岸の台北、台中、高雄の3地区で海峡を越えた相互発展のモデルを構築し、「海峡経済核心圏」を形成することを目指す。将来は台湾海峡橋・トンネルといった施設をよりどころとして海峡経済核心圏を構築し、福建省と台湾を中心とする海峡地区に2時間半の交通圏と一体化した「海峡都市群」を形成する。計画では都市群の半径を不断に縮小し、ある都市から他の都市まで3時間以内で移動可能となるようにする。
「人民網日本語版」2010年8月2日