4日付国家統計局統計データによると、全国の未販売分譲住宅面積は、6月末の時点で、前年同期比6.4%増の1億9182万平方メートルに達した。「国際金融報」が伝えた。
国家統計局の専門家によると、未販売分譲住宅面積は、住宅空室面積と同じではない。未販売分譲住宅面積とは、不動産開発企業が竣工した分譲住宅のうち、未販売・未賃貸住宅の面積を指す。一方、住宅空室面積とは、ある時点で、すでに販売されているものの、実際に居住している人がいない住宅の面積。
国際上で通用する「住宅空室率」とは、ある時点で、全不動産面積に占める空室不動産面積の割合を指すもので、未販売の分譲住宅面積を基に計算するものではない。住宅空室率の正確なデータが得るには、全国住宅センサス調査や住宅情報に対応した人口センサス調査の結果を待たなければならない。(編集KM)
全国不動産開発企業の2005年以降の未販売分譲住宅面積は以下の通り。
2005年末=1億4679万平方メートル(前年同期比2.7%増)
2006年末=1億4550万平方メートル(同0.9%減)
2007年末=1億3463万平方メートル(同7.5%減)
2008年末=1億8626平方メートル(同38.3%増)
2009年末=1億9947万平方メートル(同7.1%増)
「人民網日本語版」2010年8月5日