トウモロコシによるバイオ燃料生産、食糧供給を圧迫?

トウモロコシによるバイオ燃料生産、食糧供給を圧迫?。

タグ: トウモロコシ バイオ燃料 食糧供給

発信時間: 2010-08-12 18:18:17 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

趙友山氏は、「石油委はすでに政府に対し、トウモロコシベースのエタノール生産を即時停止するよう訴えただけでなく、補助金の対象をキャッサバ、わらなどの原料をベースとしたエタノールプロジェクトに転換していくべきだと提案した。こうすれば、バイオ燃料技術の発展を促進できるばかりでなく、車と人が食糧を奪い合う問題が解決できる」と述べる。

もともとただの食糧に過ぎなかった農産物が、現在は次々と投機のターゲットになりつつある。トウモロコシも例外ではなかったようだ。

中国では今年、世界最大のトウモロコシ生産国である米国から120万トンのトウモロコシを輸入した。ちなみに、中国がこれまでに各国から輸入したトウモロコシを合計しても10万トンに満たない。

一方で、車と人が本当にトウモロコシを奪い合っているのかどうか、短期的にはわからないとする分析もある。ある評論は「トウモロコシベースのガソリン生産を停止するのは、それが『浪費』だからなのか、それとも石油企業の利益に影響するからなのか?」と疑問を投げかけている。

「人民網日本語版」2010年8月11日

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