中国地域経済の新版図--西部地域

中国地域経済の新版図--西部地域。

タグ: 中国 経済

発信時間: 2010-08-12 18:10:59 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 西部地域とは、陝西省、甘粛省、寧夏回族自治区、青海省、新疆ウイグル自治区、四川省、重慶市、雲南省、貴州省、西蔵(チベット)自治区、広西チワン族自治区、内モンゴル自治区の12省・自治区・直轄市を指す。

 1.成渝経済区

 成渝(成都・重慶)経済区は、成都と重慶の2都市を中心としており、主に重慶(市街区)、成都、雅安、楽山、綿陽、徳陽、眉山、遂寧、資陽、宜賓、瀘州、自貢、内江、南充、広安、達州、広元、都江堰、彭州、キョウライ、崇州、広漢、什ホウ、綿竹、江油、峨眉山、ロウ中、華瑩、万源、簡陽、および重慶の江津、合川、永川など、規模・レベルの異なる33都市から構成される。

 国家発展改革委員会は2009年7月、成都で業務会議を開き、成渝経済区のエリアが、四川省15都市と重慶の31区・県をカバーすることを協議の上、初歩的に決定した。また、経済区の総面積は20.61万平方キロメートル、人口は9840万7千人、GDP総量は1兆5800億元とされた。重慶からは、1時間以内で到達できる経済圏にある23区・県のほか、重慶北東部の万州、梁平、豊都、開県、デン江、忠県、云陽と、南東部の石柱など8都市が成渝経済区に組み込まれた。重慶に占める経済区の範囲は1.15万平方キロメートルで、重慶の総人口の62.5%を占める2380万人が経済区に関わっている。

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