5.新疆地域経済振興計画(審査許可中)
新疆地域経済振興計画はエネルギーや観光、鉄鋼、新型農業、循環経済を重点的に支援する。計画ではウルムチ北西に石油都市を構築、ユーラシア大陸橋を通じて中央アジア5カ国から中国に輸送された石油・天然ガスを同地に貯蔵する。同時に、資源の豊富な中央アジア5カ国との国境貿易の発展を推進し、経済協力区を構築する。中央アジア5カ国にはカザフスタン、キルギス、タジクスタン、ウズベクスタン、トルクメニスタンだ。同時にイランやアフガニスタン、パキスタンとの国境貿易やエネルギー協力を推進する。
6.甘粛
2010年5月6日、国務院弁公庁は「甘粛経済社会発展のより一層の支援に関する若干の意見」を発表した。甘粛発展の戦略的位置付けは次のように定義されている。ユーラシア大陸橋をつなぐ戦略的通路、南西部と北西部をつなぐ交通の要所、北西部ひいては全国の重要な生態安全の防壁、全国の重要な新エネルギー基地、非鉄冶金新素材の基地、特色ある農産品の生産・加工基地、中華民族の重要な文化資源の宝庫、各民族の団結と奮闘の促進と共同の繁栄・発展のモデルエリア。