7.広西北部湾経済区
北部湾経済区の戦略的位置付けは次のとおり。重要な国際的地域経済協力区を構築する。
2008年1月16日、国家は「広西北部湾経済区発展計画」の実施を許可した。国家発展・改革委員会の通知では以下の点を強調している。広西北部湾経済区は中国南部大開発とASEAN向けの開放・協力の重点地区で、国家の地域発展全体戦略とウィン・ウィンの開放戦略の実施に対して重要な意義を持つ。広西北部湾経済区を中国とASEANの開放・協力の物流基地、商業・貿易の基地、加工・製造基地、情報交流センターとし、西部大開発を支える戦略的な重要拠点にし、開放度が高く、波及力が強く、経済的に繁栄し、社会が調和し、生態的に優れた重要な国際地域経済協力区とする。
広西北部湾経済区(以下「北部湾経済区」と略称)は中国沿海の南西端に位置し、南寧や北海、欽州、防城港の4市と玉林、崇左の両市の物流センター2カ所からなる「4+2」の所轄の行政地域からなり、陸地面積は4.25万平方キロメートル、2008年末の総人口は1300万人だ(玉林、崇左は除く)。
「人民網日本語版」2010年8月12日