7月には輸入の鈍化で287億ドルの貿易黒字となったが、中国の年間貿易黒字額は減少傾向を維持し、年間貿易黒字額は500~1000億ドルになると魏建国氏は予測している。
ある商務部専門家は、「商務部はこれまでに輸入割当制限の撤廃を含むさまざまな輸入促進関連の個別の政策を打ち出しているが、今後も引き続き輸入奨励措置を講じる姿勢である。たとえば、輸入フォーラムの開催などがそれである」と話す。
商務部の姚堅報道官も17日、「2010中国輸入フォーラム」が9月に北京で開催されるほか、厦門(アモイ)投資商談会でも輸入促進の取り組みが行われることを明らかにした。「一連の輸入促進措置により、中国の輸出入貿易の均衡化発展の局面が出現することが望まれている」と、姚堅報道官は話している。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年8月19日