金融機関、中国8月のCPIが過去最高になると予測

金融機関、中国8月のCPIが過去最高になると予測。

タグ: 中国 CPI 過去最高

発信時間: 2010-09-01 16:31:13 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

各金融機関の8月の消費者物価指数(CPI)の最新予測によると、農産品価格の上昇が影響し、中国の8月のCPI伸び率は7月の3.3%を上回り、再び過去最高を更新する見通し。また向こう1年、中国は引き続き物価上昇圧力を受けるという。各機関は8月のCPI伸び率を3.4%から3.6%に予測している。

申銀万国のマクロ経済アナリスト、李慧勇氏は8月のCPIは3.6%上昇し、伸び率は7月より0.3ポイント拡大すると予想。豚肉や野菜の価格が上昇したことで、8月の食品価格の前月比伸び率は大幅に拡大し、伸び率は過去4年の最高に達すると見ている。金融機関の調査データでは、8月の食品価格は7.9%上昇し、上げ幅は7月より1.1ポイント拡大した。

興業銀行のシニアエコノミスト、魯政委氏は食品価格と工業品価格の上昇により、伸び率は7月の年内最高の3.3%を上回り、3.4%に達すると予想。

また魯政委氏は『経済参考報』に対し次のように話した。国家統計局の10日ごとの50都市主要食品価格変動データによると、8月上旬の食品価格は7月の上昇傾向を引き継ぎ、天候やロシアの小麦の輸出停止などから影響を受け、小麦粉価格は大幅に上昇した。豚肉は7月の上昇傾向を引き継いだが上げ幅は縮小し、一部の野菜価格は引き続き大幅に上昇している。商務部の週ごとのデータによると、8月前半の穀物価格と豚肉価格は引き続き上昇し、野菜価格に交代で上昇するという現象が現れた。したがって、各部・委員会のデータを見ると、8月の食品価格は前月比で引き続き上昇となる。さらに過去のデータを見ると、2008年を除いて、毎年8月の食品価格は7月より高い。これらの状況を総合すると、8月の食品価格は前月比で1.3-1.7%上昇し、中間値は1.5%となる。

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