米経済誌「フォーブス」が選ぶ2010年アジアの優良中小上場企業上位200社ランキングがこのほど発表された。今年最も多くランク入りしたのは中国(大陸部と香港)の企業で、計71社に上った。環球網が伝えた。
同誌のサイトは1日、今回のランキングの主役は前回に続き大陸部と香港の企業で、計71社がランク入りしたと報じたが、71社の企業名は明らかにしていない。中国はトップを占めたものの、昨年の78社よりは数を減らしている。
アジア・太平洋地域の企業は経済危機の中で急速に復興を遂げ、グローバル経済が低迷する中で「期待の星」となっている。報道によると、今回はインド企業39社がランク入りし、中国に次ぐ2位につけた。ベトナム企業も1社がランク入りし、ベトナム企業初の同ランキング入りとなった。日本企業は2社がランク入りしただけで、前回の24社から大幅に後退した。報道では、日本国内の経済の低迷が大幅低下の一因だとしている。
今回ランク入りした200社のうち、151社は今回が初めてのランク入りで、報道ではこれら151社を「発展ペースの速いグループ」としている。今回ランク入りした200社は、11月23日に香港で行われる授賞式に出席する予定だ。
「人民網日本語版」2010年9月3日