中国の電気自動車、動力電池パーツの80%は輸入

中国の電気自動車、動力電池パーツの80%は輸入。 新エネルギー自動車が将来、これまでのガソリン自動車に取って代わることは、各国の自動車業発展の共通認識となっている。ところが、中国の動力電池の主要パーツは未だ大量の輸入に頼っており、コア技術の研究・開発は先進国より遅れている…

タグ: 中国 自動車

発信時間: 2010-09-16 16:03:32 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

80%という数字について、業界内では否定する声もある。東風汽車・新エネルギー部門の呉沢民主任は『経済参考報』の取材に対し、「80%という数字はやや大げさ。私の知るところでは、30%前後だ。中国の電気自動車分野の理論研究はトップレベルに達しているが、ハードウェアの施設がまだ追いついていない。同じ部品をデザインしても中国では生産できず、輸入に頼るしかなく、これは解決が難しい」と話す。

「実際、中国の動力電池の正極材の輸入は80%に達していないが、セパレータの輸入は80%を超えている」と、中投顧問の李勝茂研究員。

また業界関係者によると、中国はモーターや電池に必要な一部の部品、材料だけでなく、コントローラの基礎ハードウェア、チップ、高速CANゲートウェイ、信号処理アンプなども輸入に頼っている。

自動車工業協会の董建平副事務長は、「中国の新エネルギー自動車の研究、特にコア技術の研究はまだまだだ。研究者らは、自身の新エネルギー自動車は人より劣っていない、それどころか勝っていると自賛している。コア技術は他人のものであることは目に入っていないようだ」と語った。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年9月16日

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