中国銀聯、マスターカードと業務提携

中国銀聯、マスターカードと業務提携。

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発信時間: 2010-09-16 16:35:42 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

 中国最大のカード決済ネットワーク運営会社である中国銀聯(チャイナ・ユニオンペイ)は14日、米クレジットカード会社マスターカードと業務提携することで合意したと発表した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。

 両社はチームを発足し、提携機会の模索や協力計画を作成する方針。今回の合意で両社は、より良い提携メカニズムを構築し、オンライン決済およびその他の方面での協力を推進していくのがねらい。

 中国の全国的な銀行カード連合組織である中国銀聯は、業界を問わない取引決済システムの構築や運営を手がけ、グローバルな銀聯カード決済ネットワークを構築し、銀聯カードの発行と利用を広げ、良質で、効率と安全性の高い、革新的な決済サービスを、銀聯カードの所有者に提供している。銀聯カードの発行総数は世界で23億枚を超え、そのネットワークは中国の都市や農村の他、アジア、ヨーロッパ、アメリカ、オセアニア、アフリカなど世界90カ国・地域に広がり、400近くの金融機関と幅広く提携している。

 マスターカードは世界の各金融機関、企業、カード所有者、商店などに世界的なビジネスを促す核心となる経済リンクを提供している。決済加盟店、処理センター、相談サービスを通じて、ソリューションプランを開発し普及させ、年間220億件の取引決済を処理し、金融機関や企業向けに業界をリードする分析やコンサルティングサービスを行っている。マスターカード傘下のカードブランドはその世界的なネットワークを駆使して210以上の国や地域でサービスを展開している。

 「人民網日本語版」2010年9月16日

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