西江経済ベルト発展計画が近く公布

西江経済ベルト発展計画が近く公布。

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発信時間: 2010-09-17 16:39:32 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

西江は珠江の支流で、雲貴高原から流下し、広東と広西を通り、西南と華南をつなぐ「黄金水路」と呼ばれる。作成に1年を要した『西江経済ベルト発展全体計画綱要』が、ほぼ完成したことがわかった。

「初稿はすでに完成したが、それを基礎に修正を行い、現在は事業成果をまとめている段階。10月に最終的な成果が出る見通し。『綱要』では、広西の北部湾経済区以外の地域の発展の均衡をとるほか、西南地区と珠江デルタをつなぐことも計画されている」と、同計画の課題を担当する中国科学院地理科学研究所の孫研究員は明かした。

『綱要』では、珠江デルタ(香港、澳門、広州、深センなど)の主導的役割を十分に利用、発揮し、中国・ASEAN自由貿易区の建設と北部湾経済区の開放・開発がもたらすチャンスを把握し、西江開発の軸を作り出し、西江経済ベルトを中国の「十二・五(第12次5カ年計画)」の重点とし、西江の全流域の開発をけん引することが提起された。

広西は現在、沿川の総合交通運輸体系・現代物流、工業、都市・農村発展、水資源の総合利用、観光、流域の生態・環境保護、造林・緑化の7つの実施計画を制定している。

広西は2008年10月、西江を1億トン級「黄金水路」にする戦略を打ち出した。プロジェクト投資は740億元に達し、内陸河川の貨物取扱量を1億トン以上にし、広西の内陸河川を珠江デルタ経済圏、北部湾経済区とつながる水上の「大動脈」とすることを目標にしている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年9月17日

 

 

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