米財務長官「中国は米国経済回復に極めて重要」

米財務長官「中国は米国経済回復に極めて重要」。 人民元為替レート問題で熱くなっている一部議員に対し、ガイトナー米財務長官は16日の国会証言で、「米国は中国との関係において著しい経済利益があり、中国市場は米国経済の回復に極めて重要だ」と語った。また、一部の議員による人民元為替レート問題に関する立法措置、中国の「為替操作国」認定という不当な要求を婉曲に拒絶した…

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発信時間: 2010-09-19 16:53:14 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

中国市場は極めて重要

熱くなっている議員らに対し、ガイトナー財務長官は中国経済と市場の米国への利害関係を強調し、米国は中国との関係において著しい経済利益があり、中国市場は米国経済の回復に極めて重要だとの考えを示した。

また議員の質問に対し、「米国において中国は成長が最も速い海外市場だ」と回答。中国では多くの人が貧困を抜け出し、中産階級の人口増加が急速に進み、内需拡大が奨励されており、これは米国の商品とサービスに多くの需要をもたらすことになる。

米国の統計によると、今年の米国の商品とサービスの対中輸出額は現時点で530億ドルに達し、対中輸出は2009年同期より3.6%増加、金融危機前の2008年同期より16%増加した。比較すると、米国の世界その他の地域への商品輸出額は2008年より8%減少しており、中国市場が米国の持続的回復に重要であることがわかる。

ガイトナー財務長官は、「中国での貿易と投資の拡大を通して、米国の企業と労働者のチャンスを増やす。これは大統領の『国家輸出戦略』の達成を目的とし、雇用をより広く支援するための重要な部分でもある。オバマ政府の対中政策は、米国の中国市場におけるチャンスを早期拡大することだ」と述べた。

そのほか、米国の経済成長の主なけん引力は中国という大型経済国の急速な発展であることを議員らに強調し、懲罰的な立法措置や中国の「為替操作国」認定により、中米貿易摩擦は激化する可能性が高く、米国の中国におけるビジネスチャンスを拡大する努力は複雑になるとの考えを示した。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年9月19日

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