自動車ローン業務の独占を目的に4S店にリベートを支払ったとして、トヨタ自動車金融(中国)有限会社は20日、杭州市工商局江乾支局から行政処罰に関する通告を受けた。新華ネットが伝えた。
伝えられるところによると、トヨタの金融部門にとっても、トヨタ自動車にとっても、商業賄賂で中国で行政処罰を受けたのはこれが初めて。自動車ローンを取り扱うのはトヨタ自動車の全額出資子会社だ。
工商局の調査結果によると、2008年8月から、トヨタ自動車金融(中国)有限会社は自動車ローン顧客を獲得するため、杭州金豊トヨタ自動車販売サービス会社、浙江広豊通田自動車有限会社、杭州東昌自動車販売サービス有限会社などでトヨタブランドの自動車販売の「手数料」または「サービス料」名義のリベートを支払っている。